■未来を拓く実践知の
創造を目指して
大阪大学大学院人間科学研究科
附属 未来共創センター
センター長 稲場 圭信
2026年4月1日
現在、私たちは気候変動に伴う災害の激甚化、人口減少、そして急速なテクノロジーの進展など、予測困難な課題が山積する時代に生きています。こうした局面において、現場に足を運び、人々の営みに寄り添い、社会の多様なアクターと共に困難を乗り越えていく「実践知」の重要性が、かつてないほど高まっています。そして、利益・効率主義に代わる、共にいきる社会を創る「共創」の視点に社会に求められています。
私は、宗教社会学や災害社会学、そして利他主義の視点から、地域社会のネットワーク、さらには情報技術を活用した支援の在り方について、社会の多様なアクターとともに研究・実践、共創に取り組んできました。
本センターはまさに、この「共創」という概念を軸に、産官学民の垣根を超えた対話を促進し、一人ひとりが尊厳を持って共に生きられる社会の実現に向けて取り組んでいます。
未来は、足元から今日できる利他の一歩を共に踏み出すことで変えていくことができます。多様な人々との対話と協働を通じて、共に生きる社会の未来を創り出していきましょう。
皆様の温かいご支援と、積極的な参画を心よりお願い申し上げます。